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アセットアロケーションの内容と目的について

2024 4/14
金融資産運用
2023年12月22日2024年4月14日
アセットアロケーションの内容と目的について
目次

アセットアロケーションとは

アセットアロケーションとは、アセット(aseet=資産)とアロケーション(allocation=配分)を組み合わせた言葉です。

つまり、アセットアロケーションとは、株式、債券、投資信託、預貯金などの様々なカテゴリーに資産を配分する方法のことをいいます。

例えば、A氏が持つ資産1,000万円を国内株式に200万円(20%)、海外株式に100万円(10%)、国内債券に300万円(30%)、国内投資信託に200万円(20%)、預貯金に200万円(20%)と配分することをアセットアロケーションといいます。

アセットアロケーションの目的

アセットアロケーションを行う目的は、分散投資により元本毀損リスクを軽減しつつ、受け取れる利息を増やしていくことです。

例えば、B氏が預貯金を1億円持っていたとします。

預金利息が0.001%とすると、1年間で得られる利息1,000円なので、いくら預貯金があっても、個人資産は全く増えない状況です。

その状況を打開し、少しでも受取れる利息を増やそうと、国内株式(利回り2%)を1億円分購入したとします。

そうすると、1年間で得られる利息は、1億円×2%=200万になり、個人資産が少しずつ増える状況になります。

ただし、株式市場が大暴落した場合、1億円の元本が毀損して、5,000万円になってしまうかもしれません。

200万円の利息を受けようとして、5,000万円の損害を出したのでは、元も子もありません。

この元本毀損リスクに備えるためには、債券、投資信託などにも資産を分散して投資しておくことが重要になります。

今度は、B氏が1億円の資産を、株式(利回り2%)に2,000万円、債券(利回り1%)に4,000万円、投資信託(利回り1.5%)に4,000万円という形で資産配分したとします。

ここで、株式市場が大暴落して、株式の評価額が1,000万円まで下がってしまいました。

1億円全額を株式にしていた場合には、5,000万円の損害が発生し、B氏の全資産の50%の資産が毀損していましたが、今回は、1,000万円の損害しか発生していないので、B氏の全資産の10%しか資産が毀損していないことになります。

そして、1年間に受け取れる利息は、2,000万円×2%+4,000万円×1%+4,000万円×1.5%=140万円になります。

1億円全額を株式に投資した時の利息200万円より60万円利息は落ちてしまいますが、普通預金の利息1,000円とは比較できない程高い利息を手に入れたことになります。

また、損失額5,000万円を年間利息200万円で補填しようとすると25年かかりますが、損失額1,000万円を年間利息140万円で補填しようとすると7.15年で済みます。

かなり極端な例でしたが、アセットアロケーションを利用すれば、分散投資により元本毀損リスクを軽減しつつ、受け取れる利息を増やしていけるということが説明できたと思います。

結論

アセットアロケーションが分かったところで、最終的に「あなたの資産をどうアセットアロケーション(資産配分)していくのか?」ということが重要になります。

残念ながら、あなた自身の状況とどれだけリスクを取るタイプの人間かにより適切なアセットアロケーションは人により違います。

例えば、あなたがまだ若くて、老後資金のために積極的に運用したいと考えるならば、株式の割合を増やしていけば良いです。

また、あなたが現役引退が見えてきた50代後半~60代前半で、元本毀損リスクをなるべく抑えたいと考えるならば、預貯金の割合を増やしていけば良いということになります。

大切なのは、ご自身の状況と人間性に合わせて戦略的にアセットアロケーションを考えていくことになります。

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川崎 博哉
税理士・CFP認定者・宅地建物取引士
不動産業を専門にした会計事務所を運営しています。
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