MENU
  • FP3級技能検定の概要
  • FP3級の勉強方法
  • FP3級無料講座(YouTube)
  • ブログ記事一覧
  • 運営会社・運営者
  • お問い合わせ
生活に必要なお金の知識をまとめたサイトです。
ファイナンシャルプランナー研究所
  • FP3級技能検定の概要
  • FP3級の勉強方法
  • FP3級無料講座(YouTube)
  • ブログ記事一覧
  • 運営会社・運営者
  • お問い合わせ
  • FP3級技能検定の概要
  • FP3級の勉強方法
  • FP3級無料講座(YouTube)
  • ブログ記事一覧
  • 運営会社・運営者
  • お問い合わせ
ファイナンシャルプランナー研究所
  • FP3級技能検定の概要
  • FP3級の勉強方法
  • FP3級無料講座(YouTube)
  • ブログ記事一覧
  • 運営会社・運営者
  • お問い合わせ
  1. ホーム
  2. 金融資産運用
  3. 債券の利回り(応募者利回り、所有期間利回り、最終利回り)について

債券の利回り(応募者利回り、所有期間利回り、最終利回り)について

2024 11/22
金融資産運用
2023年12月7日2024年11月22日
債券の利回りについて

債券を購入すると、その時点で毎年何%の利息がつくか、満期時にいくら払い戻されるかが決まります。

よって、債券は購入した時点で投資成果が判明してしまうことになります。

そして、債券投資の投資成果を計るためには、毎年の利息ではなく、利回りに目を向ける必要があります。

利回りとは、利息に、購入時の価格と満期時の返金額の差額を調整して算出した比率です。

例えば、利息を10万円貰っていたとしても、購入時の価格が1,000万円で満期時の価格が900万円だと、投資成果としては、90万円の損失になってしまいます。

上記のような事態を防ぐために、毎年の利息ではなく毎年の「利回り」の最大化を図ることが債券投資の基礎になります。

今回は、債券投資の基礎である、「利回り」のうち、①応募者利回り、②所有期間利回り、③最終利回りについて確認していきましょう。

目次

応募者利回り

応募者利回りとは、新しく発行された債券(新発債)を満期まで保有した場合の利回りのことです。

計算式で表すと以下のようになります。

応募者利回り(%)

{利息+(額面金額-発行価格)÷償還期間}÷投資額×100

所有期間利回り

所有期間利回りとは、新しく発行された債券(新発債)又はすでに発行されている債券(既発債)を購入し、償還前の途中で売却した場合の利回りのことです。

計算式で表すと以下のようになります。

所有期間利回り(%)

{利息+(額面金額-買付価格)÷所有期間}÷買付価格×100

最終利回り

最終利回りとは、すでに発行されている債券(既発債)を購入し、満期償還まで保有した場合の利回りのことです。

計算式で表すと以下のようになります。

最終利回り(%)

{利息+(額面金額-買付価格)÷残存期間}÷買付価格×100

利回りの計算式の根本は1つだけ

ここまで利回りの種類とそれぞれの計算方法について確認してきましたが、実は、利回りの計算式は1つ覚えるだけで十分です。

そもそも利回りとは、元本がほぼ保証されている債券の投資成果を測定するために、1年間に儲かったお金を投資額で割った比率のことです。

つまり、すべての種類の利回りは、①1年間の利息(インカムゲインといいます)+②売値と買値の差額を保有期間で割った金額(キャピタルゲインといいます)の合計を投資額で割って求められます。

計算式で表すと以下のようになります。

利回りの計算式(%)

{1年間の利息+(売値-買値)÷保有期間}÷買付価格×100

応募者利回り、所有期間利回り、最終利回りがなにを指すかが分かったら、計算式は1つ覚えておけば、理論上も実務上も十分だということを最後に覚えておいてください。

債券は言葉の定義がたくさんあって、計算式も難しいため敬遠されがちですが、低リスクで着実に利益を生み出せる可能性がある初心者向けの金融商品です。

利回りの概念だけきちんとおさえて、賢く投資できるといいですね。

金融資産運用
金融資産運用
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • 個人向け国債とは?固定3年、固定5年、変動10年の共通点と相違点!
  • 株主の権利(経営参加権、剰余金配当請求権、残余財産分配請求権)について

関連記事

  • 銀行・証券会社・保険会社が破綻した場合のセーフティネットについて
    銀行・証券会社・保険会社が破綻した場合のセーフティネットについて
    2024年1月11日
  • 金融商品取引で投資家を保護するための法律について
    金融商品取引で投資家を保護するための法律について
    2024年1月10日
  • NISA(少額投資非課税制度)の制度概要とメリット・デメリット
    NISA(少額投資非課税制度)の制度概要とメリット・デメリット
    2024年1月9日
  • 金融商品の税金について(預貯金、外貨預金、株式、債券、投資信託)
    個人が所有する預貯金、外貨預金、債券にかかる所得税(税金)について
    2024年1月8日
  • 個人が所有する株式、投資信託の税金について
    個人が所有する株式、投資信託にかかる所得税(税金)について
    2024年1月5日
  • デリバティブ取引の基本(先物取引・オプション取引・スワップ取引)
    デリバティブ取引の基本(先物取引・オプション取引・スワップ取引)
    2023年12月26日
  • ポートフォリオ運用の基礎知識(期待収益率・相関係数など)
    ポートフォリオ運用の基礎知識(期待収益率・相関係数)
    2023年12月25日
  • アセットアロケーションの内容と目的について
    アセットアロケーションの内容と目的について
    2023年12月22日

コメント

コメントする コメントをキャンセル

川崎 博哉
税理士・CFP認定者・宅地建物取引士
不動産業を専門にした会計事務所を運営しています。
このサイトでは、日々の業務経験を元に、最低限知っておきたいお金の話しをまとめています。
税理士HP
人気記事
  • 譲渡所得を簡単に解説します
    譲渡所得の分離課税と総合課税の区別と長短での計算方法の違いについて!
  • 株主の権利(経営参加権、剰余金配当請求権、残余財産分配請求権)
    株主の権利(経営参加権、剰余金配当請求権、残余財産分配請求権)について
  • 不動産投資の利回り(単純利回り、純利回り)
    不動産投資の利回り(単純利回りと純利回り)について
  • ポートフォリオ運用の基礎知識(期待収益率・相関係数など)
    ポートフォリオ運用の基礎知識(期待収益率・相関係数)
  • 景気動向指数(CIとDI)について
    景気動向指数(CIとDI)とは?
新着記事
  • 都市計画税の内容
    都市計画税の内容・計算方法・軽減特例について
  • 借家権とは?普通借家権と定期借家権の内容と違いについて!
    借家権とは?普通借家権と定期借家権の内容と違いについて!
  • 生命保険契約の見直しと契約者貸付制度について
    生命保険契約の見直しと契約者貸付制度について
  • 生命保険料の払込み・契約の失効と復活・自動振替貸付制度について
    生命保険料の払込方法・契約の失効と復活・自動振替貸付制度について
  • 生命保険契約の告知義務と契約の責任開始日について
    生命保険契約の告知義務と契約の責任開始日について

© ファイナンシャルプランナー研究所.

目次