傷害保険とは、日常生活で発生する様々な怪我に対して保険金が受け取れる保険です。
「怪我」として認められる条件として、以下の3つがあります。
- 急激性(突発的に発生すること)
- 偶然性(本人の意思によらず、予知できないこと)
- 外来性(持病等による怪我でないこと)
保険料は、生命保険とは異なり性別や年齢による違いはありませんが、職業によって2段階に分けられています。(交通事故傷害等は除く)
傷害保険の種類
みなさんにとって身近な傷害保険をご紹介します。
普通傷害保険
国内外を問わず、日常生活で発生する傷害を補償する保険です。
ポイント1:業務中の傷害も補償の対象です!
ポイント2:病気、細菌性食中毒、自殺、地震、噴火、津波を原因とする傷害は補償の対象外です。
家族傷害保険
補償内容は普通傷害保険と同様ですが、一つの契約で家族全員を補償の対象とすることができます。
家族と認められる範囲は、本人・配偶者・生計を共にする同居親族・生計を共にする別居の未婚の子(簡単に言うと、親元を離れて下宿している学生)です。
ポイント1:家族と認められる範囲は、傷害の原因となった事故発生時の続柄で判定されます。
ポイント2:上記のため、保険期間中に生まれた子供を被保険者とするための手続き等は不要です。
交通事故傷害保険
国内外を問わず、交通事故や乗り物(電車等)に搭乗中の際に発生した事故等による傷害を補償する保険です。
エスカレーターやエレベーターの事故も補償の対象です!
普通傷害保険と家族傷害保険のように、交通事故傷害保険にもファミリー交通事故傷害保険があります。
補償内容は交通事故傷害保険と同様で、家族と認められる範囲は家族傷害保険と同様です。
国内旅行傷害保険
国内旅行中の傷害を補償する保険です。(家を出てから帰宅するまでが国内旅行中です。)
ポイント1:地震等による傷害は補償の対象外です。
ポイント2:細菌性食中毒は補償の対象です!(普通傷害保険とは異なるので要注意です!)
海外旅行傷害保険
海外旅行中の傷害を補償する保険です。(家を出てから帰宅するまでが海外旅行中です。)
ポイント1:地震等による傷害も補償の対象です!(国内旅行傷害保険とは異なるので要注意です!)
ポイント2:細菌性食中毒は補償の対象です!
保険料について
冒頭でお話した通り、性別や年齢による違いはありませんが、職業によって2段階に分けられています。(交通事故傷害等は除く)
これは、怪我をする確率は男女で差があるとは言えませんが、職業については危険な職業に就いている人の方が怪我をしやすいので、このように職業で分けられています。
どちらの職種に属するかは、保険会社のガイドラインに従って確認してみてください。
下記は一例となります。
職種A:事務系会社員、小・中学校の教員、医師、弁護士、公認会計士、税理士、理容師等
職種B:農林業作業者、漁業作業者、採鉱・採石作業者、建設作業者、自動車運転者等
今回は傷害保険についてご紹介致しました。
普通傷害保険は、日常生活で起こる傷害を国内外問わず補償してくれる保険なので、備えておくと安心できますね♪
(また、補償内容が同じで範囲を家族まで広げることができるのも安心ですね。)
国内・海外旅行保険についてはクレジットカードに付帯されているものが多いので、
別途入る必要はないかもしれませんが、昨今補償範囲が変更になっていることも多いので、
今一度、旅行前に確認してみると安心できると思います。
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